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ディープインパクトの負けに思う

2006/10/03 (火曜日) 01:24  投稿者 :はむ!

昨日、競馬のディープインパクトの凱旋門賞出走をなんか大々的に放送していたが、実は、 負けて内心鼻で笑っている性格の悪い自分に気が付いてしまった。一言で言えば、騒ぎすぎ!

 NHKなどは生中継したり、特別番組を組んだり、ニュースまでもがトップ。 一方わざわざフランスまで応援ツアーに行ってる人がいたり・・・、いや、それが悪いとは言わない。人それぞれ思い入れがあるから。しかし、 史上最強だとか、歴史的瞬間だとか、なんで、競馬ファン以外の人まで巻き込んで、大騒ぎするのか全く理解できないのである。 だからといってディープインパクトや関係者に何の恨みもない。

 はむ!自身は、競馬を知らない人ではない。以前は競馬場・ウインズ通いをするほど競馬好きで、 さらには友人と共同で一口馬主までやったくらいの自称競馬フリークだ。(このことについてはまた別の機会にでも改めて話したいと思う) たまたま今は競馬をやるような環境でないのと、ハルウララ問題でチョット嫌気がさしていて、冷めているだけだ。ただ、 競馬はあくまでもギャンブル。史上最強の馬であろうが、展開や馬場、コース、距離適性、重量、 その時の馬の健康などによって大きく左右されるし、さらに一番大きな要素として「時の運」というものがある。 だからこそ競馬というギャンブルが成り立つのだ。今回のディープインパクトも完全に展開のあやで負けた。 それでも3着に入ったというのは善戦の口だろう。だからそれでいいじゃないか。

 今回は、なぜか国民的関心事のようなことになっていた。確かに世界最高峰の凱旋門賞に出ること、そして勝つことはすばらしいことだ。 その裏には生産者や調教師などいろんな関係者の努力があり、あるいはジョッキーの実力もある。ただ、 過去にも凱旋門賞には日本馬が出走していたわけだし、いくら無敗の三冠馬と言っても有馬記念では負けている。大騒ぎするほどのことはない。 さらに、もっと冷静に考えてみると、走るのは馬、人間が人間の欲望を満たすために作った馬。賭け事の片棒を担いでいる馬。 ディープインパクトそのものをヒーローに仕立てて、競馬をしない人に対してもその価値を押しつけるのは絶対におかしいと感じるのである。 だから、過熱ぎみの報道に冷や水を浴びせたという意味でも今回の負けはいい気味なのである。

 競馬好きの人は、この意見に反論する人もいるだろう。そういう人にはサイレンススズカの悲劇を思い出してほしいものだ。 もう一度言いたい・・・競馬はあくまでギャンブルである。


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