本ページはWebサイトHamu's Sidewalk Cafe
ブログ 「Hamu's Sidewalk Cafe Blog」の記事のうち、 2006年11月に投稿された記事を表示しています。 他にも多くの記事がありますので、ぜひホームページ及び ブログのメインページもご覧ください。

あきらめない気持ち

2006/11/20 (月曜日) 00:59  投稿者 :はむ!

2006-11-cosmos我が方のAKIE同志は、不調が続いていたが、このたび宮崎県芸術文化協会主催の 「第9回みやざき文学賞」の短歌部門及び川柳部門の2部門で準佳作をいただくこととなった。 入選には一歩及ばなかったことは残念だが、今回はいわゆる「文学賞」で上位に入れたことと、「みやざきの文学」 という来年発行の出版物に1句(1首)ずつ載せていただけるらしく、宮崎にわずかながら足跡が残せるということで、 大変気を良くしている。(はむ!もAKIE女史が応募していることすら知らなかったので驚いている。)

AKIEさんは、心身の調子はまだ良くなったとはいえない。いろいろあって、対人恐怖の症状も強まり、また先行きの不透明感もあって、 気持ちに不安を抱えながら毎日を過ごしている。体が疲れやすく、思うように動けない状況も続いている。 (そのためネットへの登場も困難である。)それ以上に、何事に対しても自分に自信を失ってしまっているような感じがあって、 それが特につらかったようだ。

ただ、今回のように少し嬉しいことがあって、自信とまではいかなくても、少しずつ意欲は沸いてきているようだ。 それが元気を取り戻すきっかけとなれたらいいな。と期待している。

大事なことは、あきらめないという気持ちである。ということを改めて感じた。

(写真は西都市のコスモス畑ですが、本文とはそれほど関係ありません。)

パーマリンク(本記事のURL) | コメント (2) | トラックバック (0)

 

地デジにもの申す

2006/11/19 (日曜日) 01:00  投稿者 :はむ!

ようやくこの12月から宮崎でも地上デジタル放送が始まる。もうTVはNHKも民放も地デジ地デジと連日大騒ぎだ。 確かに画像が綺麗というのはいいことだが、双方向とかデータ放送とかあんまり使わないし、画質以外のメリットはほとんど感じない。(しかも、 どうもウチは、このままでは地デジは入らないらしい。)
ところで、首都圏あたりは地デジ始まって2年くらい経つようだが、地デジの普及率ってどれくらいなのだろう?ワンセグの方はどうだろう?
きっと想像するに、まだまだほとんど普及は進んでないと思う。(確かまだ数%というのを聞いたことがある。)
デンキ屋に行くと、値段の高い大型TVばかり目につくが、手頃な小型TVは未だにデジタル未対応が中心だ。 本当にこんな状態で普及は進むのだろうか?

一番の問題は2011年にアナログが停波するということだ。あと5年である。その話はみんな一応聞いているかも知れないが、 まだ危機感はない。しかし、このままでは5年後には大パニックが起きることが目に見えている。今年はPSE問題が世間を騒がせたが、 それどころじゃない。下手したら暴動だ。さて、どんなことが起きるか挙げてみよう。

・とにかく今のテレビはそのままでは見れなくなる。(チューナーを付ければいいと言うが、 単独のデジタルチューナーなんかほとんど売ってない。そもそも一家に何台もTVがある時代、 寝室用の小型TVを含め全部にチューナーを付けろというのか?)
・直前の駆け込み買い換えでTVが品薄になる。そして価格が高騰。アンテナも品薄に。
・現在国内で1億台のアナログTVがあると言われているが、これが廃棄物の山となる。(廃棄するのに金がかかるので、不法投棄が続出し、 環境汚染も)
・全くTVが見れなくなると言われて、お年寄り世帯などに押し売りや詐欺が続出。
・まだ地方の県庁所在地以外ではいつデジタルになるかもわからない。そしてアナログ停波前ギリギリになってデジタルにされてしまい、大混乱。
そして、ここからが本気で問題
・地上波が全く映らなくなる場所が続出。(ビルの谷間、山間部など)。
・県外の電波を拾って見ていた地域は、受信可能エリアが狭まり、視聴可能なチャンネルが減る。特に地元民放が1つしかない徳島・佐賀は深刻。
・区域外再送信が認められなくなるので、CATVなどで県外のチャンネルを見ていた地域も見られなくなる。 (TV東京系やTV朝日系が全く見られない地域続出。関西あたりではサンテレビが見れなくなる地域が出て阪神ファンによる暴動? が起きるかも?)さらに、県外再送信をウリにしてきたCATVが経営不振に陥るかも?

他にも、挙げればキリがないほど問題がある。
デジタル化が問題なのではなく、アナログが停波するということが問題なのである。
そして、停波は決定しているのに、国民にはそのことが正確に周知されていない。
予想するに、5年後、思ったようにデジタルの普及が進まず、問題点も解決されず「アナログ停波を先送りします。」というのが目に見えている。 そうなると、デンキ屋にだまされて(←口は悪いが)既に高い買い物をしてしまった人々の反発も大きくなるだろう。完全にPSEの二の舞だ。

デジタル化は世界の流れだし、仕方ないのかもしれない。
しかし、デジタルの派手な宣伝ばかりしてるのではなく、とにかく国民に対し、いつまでに、 何をすればいいのかということをロードマップを示して丁寧に説明すべきなのである。そして、 今のうちにアナログ停波は先延ばしにしておいた方がいい。

| トラックバック (0)

 

日ハム優勝に思う

2006/11/06 (月曜日) 01:15  投稿者 :はむ!

2006-10-sdome 少し古い話になったが、今年のプロ野球は日本ハムの日本一で幕を閉じた。ホークスファン (管理人はむ!は、ソフトバンクになってからはファンであることを公言していなかったが、 一応ホークスは南海時代からのオールドファンなので・・・)としては残念ではあるが、パ・ リーグファンとしては良かったんじゃないかと思う。さらには、北海道という地域に根付いたチームが優勝して盛り上がることは、 プロ野球の発展にとっても大変望ましいことだ。(我が方のAKIE女史にとっては、駒苫・日ハムと、 北海道を離れてから北海道が盛り上がっていることに多少いぶかしい思いをしているようであるが。)

これまで、プロ野球チームは地域が偏りすぎていた。特に昔のパ・リーグは関東と関西にしかチームがないという時期もあり、これでは、 人気が上がる訳がなかった。TVでは巨人戦しかやらないし、TV局の少ない地域では野球を見ることすらままならなかった (←民放が2局しかない宮崎では今でもだけど・・・)。しかし、今や札幌、仙台、千葉、埼玉、大阪(神戸)そして福岡と各地に散らばって、 名古屋や広島に球団のあるセ・リーグを含めて、かなり地域性が出てきた。トップ選手が大リーグに行って、 巨人戦の視聴率も過去最低で日本のプロ野球の危機と言われて久しいが、地方にとってみればむしろプロ野球は人気が上がっている。実際、 九州でのソフトバンクや北海道での日ハムの試合はものすごい視聴率だそうだ。

これらの人気は、実はJリーグに学ぶべきところが大きいと思う。Jリーグも発足した当時は一部の地域に偏っていたため、 一時的に人気が出たものの、その後は人気にかげりが出ていた。ナベ○ネはヴェルディをジャイアンツと同じようにすることによって、 サッカー人気は維持されると主張したが、川淵会長はこれを頑なに拒否し、あくまでも企業中心ではなく地域中心のリーグ作りにこだわった。 そして長い冬の時代を乗り越え、現在は、各地方に「おらがチーム」が誕生し、J1だけでなく、J2、JFL、 その下の地域リーグとそれぞれが盛り上がりを見せている。決して経営が楽なチームばかりではないようだが、 長い目で見ると地方の活性化になって、それが何倍にもなって返ってくる可能性を秘めているし、 Jの上位リーグで活躍出来なかった選手に活躍できる場を各所に提供しているという意味でも大きい。

今回の日ハムの優勝は、野球にもそういった底上げを図るきっかけになるのではという期待を持たせたということで、 価値あるものだと思う。強いて言えば、プロ野球は、セ・リーグの各チームが早く巨人(あるいは阪神人気)に頼らずに自立して、 地域に根付いたチームになることと、あと四国と北陸あたりに1チームずつぐらいあればもっと完璧なのだが。

(ちなみに写真は札幌ドームです。チョット前の写真ですが・・・)

【広告】 ネットで買えば断然お得!お買い物なら楽天市場

| トラックバック (0)