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ドルフィンスルー・カフェ その2(ディナー編)

2007/08/24 (金曜日) 23:28  投稿者 :はむ!

2007-8-dolphin3-1 (ランチ編に続く)

 その後何度か「ドルフィンスルー・カフェ」に行ってランチをいただき、手打ちパスタや手作りカレーの美味しさと、 店の雰囲気の良さを楽しんだが、昼食以外の時間帯には行っていなくて、いずれ夜にも行ってみたいと考えていた。ディナーの時間帯は、 コースメニューが設定されており、。こちらもほとんどが自家製である。(ただし、コースの場合は前日までに予約が必要だ)

 時間の都合などで、なかなか実現できずにいたが、先日、やっと、夜のコースメニューを食べに行くことができた。店に入ると、 元々渋いインテリアがたそがれに映えてなお一層渋い雰囲気をかもし出していた。さらには、 プロジェクターでサーフィンの映像を壁に映し出したりして、この店のコンセプトが自然に表現されており、マスターのセンスの良さを感じた。

2007-8-dolphin3-2 さて、食事の方であるが、3種類(お手軽、満足、スペシャル)のコースメニューのうち、 中間の満足コースをいただくこととした。それでもその内容は、前菜3種、サラダ、揚げ物、肉又は魚料理、ピザ又はご飯もの、 手打ちパスタ、デザートと、ほぼフルコース。そしてそのほとんどが自家製で、マスターが苦心して考えたメニューだ。 いろいろいただいてみると、まさに期待通り。決して飾り気はないけれど、一つ一つのメニューに工夫がある。味付け・ 食感の良さは言うまでもなく、それ以上にそれぞれが不思議に、なんだか「ありがとう」と言いたくなるような、 そんな心のこもった料理なのであった。

 初めから最後まで(がっちり体型でスポーツマンタイプの)マスターのもてなしを十分感じとることができた。 この日は他のお客さんが少なかったせいもあり、更にゆっくりできて、気が付かないうちにあっという間に3時間ほどが過ぎていたほどだ。 我々が休日に食事に出るのは、味と時間と空間を楽しむことが最大の目的である。「ドルフィンスルー・カフェ」 はそんな我々の欲望を十分満たしてくれる店である。

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ドルフィンスルー・カフェ その1(ランチ編)

2007/08/13 (月曜日) 23:29  投稿者 :はむ!

2007-8-dolphin2 我々こと、 休日は宮崎界隈の喫茶店などで食事というのがライフワークとなっていることは既にご存じのとおりであるが、 我々の住まいの徒歩圏内には、それなりに飲食店はあるものの、どちらかというと居酒屋やラーメン 屋のようなのが多く、 我々の求めているような、いわゆる静かに落ち着ける喫茶店のような店は少ない。仕方ないので車で出かけることが多い。

 そんな中、住まいから南へ10分ほど歩いた所に(車だと2分くらい)、お気に入りのカフェレストランがある。この店は、 メインの車道沿いでない住宅街の中にこぢんまりとあるので、我々も店の存在には気が付いていて一度行きたいと思ってはいたものの、 あまり前を通ることもなかったので、なかなか足が向いていなかった。 しかしながらこちらに住んで2年近く経ってから初めて入ってランチをいただいてからというもの、この店のやみつきになったのである。

 店の名は「ドルフィンスルー・カフェ」。 店の名前の由来「ドルフィンスルー」は、サーフィン(宮崎はサーフィンが盛んである)の基本的テクニックの一つで、 簡単に言えば向かってくる波の下をイルカのようにくぐり抜ける技法で、これが出来ないと波に押し戻され沖の方に行けないのである。転じて、 社会のさまざまな荒波をくぐり抜けて前に進もうという意味があるらしい。(ドルフィンスルーカフェのマスター談)

2007-8-dolphin1 店の雰囲気はハードボイルド調。インテリアや食器に工夫を凝らしてあり、 少し不揃い風なのがむしろ手作り感を醸し出している。BGMはジャズやボサノバなどを中心に、マスターが時々CDをチェンジする。 決して飾り気はないけれど、そのあたりが肩の凝らない感じでよい。

 メニューの方は、その多くがマスター考案のオリジナルである。ランチの時間帯は、 パスタメニューとカレーメニューがありいずれも手作り。一度食べると癖になる美味さだ。 特に手打ちパスタのシャキシャキ感のある食感がたまらなく、味付けもしっかりしている。さらに、食後のデザートも手作りだ。

(次回 ディナー編につづく)

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