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宮崎マンゴー談義

2007/07/22 (日曜日) 17:37  投稿者 :はむ!

2007-7-mango 昨今、夏のスイーツには欠かせない存在になってきたといってもいいマンゴーであるが、 店で食べたりすることは多くても、買ってきてそのまま切って食べることはまだ少ないのではないか。何せ値段が高いし、 季節も限定されているので、果物屋やスーパーでチョイと買うってわけにはなかなかいかない。 国産の完熟物ということになるとなお一層だろう。しかしながら、 ありがたいことに宮崎にいればマンゴー買って食べるということが比較的容易にできる。

 もちろん、東国原知事お勧めの「太陽のタマゴ」なるものは、宮崎で買っても2個で1万円以上するので、とても買えるものではない。 (今年はブームでさらに値上がりしている。)しかし、「太陽のタマゴ」と同じアーウィンという種類のマンゴーでありながら、基準 (糖度15度以上)にわずかに満たないものや、少しでも地面に触れたり、わずかなキズがあるものは、一気に値段が安くなる。 少し車を走らせ農場直売の店などに行けばそういったマンゴーをさらに安く手に入れることができる。もちろん、味はほとんど同じで、 (ってゆうか、「太陽のタマゴ」は食べたことないが・・・・)とろっとした食感と、ほんのりとした香りを伴った甘さが何とも言えず美味で、 「トロピカル~」って語感そのものだ。

 もう少しマンゴーについて話すと、今から20年も前には宮崎でもマンゴーというものは存在しなかったそうだ。それが、 今や宮崎はマンゴーの主たる生産地になっている(ちなみに生産量は沖縄に次いで2位)。マンゴーの生育には温度(霜が降りないこと) と相当量の日照、さらにはかなりの手入れも必要で、生産地域はかなり限定されるようだ。宮崎はその生育に適していたというわけだ。 そもそも人々の口にマンゴーが食されるようになったのはごく最近のことなので、それに合わせてと生産量を伸ばしてきたのであろう。

 しかし、宮崎自体がマンゴーブームかというと、意外とそうでもない。 宮崎の人でも地産のマンゴーは食べたことがないという人が多いのだ。なにしろ普通に買うと高価だから。ただ、 ブランド名で値上がりしているということもあり、マンゴー農家もいつ値崩れしてしまうかとびくびくしているところもあるらしい。

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