昨年6月に本ブログで紹介した、NHK短歌(加藤治郎先生選)で一席に入った、AKIEの短歌
「透明なレインコートを着ていると私も雨のしずくになれる 山上秋恵」
が、なんと、平成22年度の大賞をいただくことになりました!そして先日1月22日、その表彰式出席のため、渋谷のNHKホールに行って参りました。この日はNHK全国短歌大会が開かれる日で、(註:全国大会の大賞は、AKIEが受賞する大賞とは別の賞です。)その1コーナーとして、NHK短歌の方の大賞の受賞作が紹介されるというわけだ。
しかしながら、ここのところ特に調子がすぐれなかったAKIEは、非常にマイナス思考になっており、受賞の知らせの電話がかかってきたときもガセネタじゃないかと、信じられない様子であった。ま、NHKホールなんてのもこんな時にしか行けないと思い、とりあえず東京に向かった。
それを横目に( ̄ー ̄)、AKIEと付き添いのはむ!は「関係者」入り口から入る。
東京に長くいたはむ!もNHKホールは初めて。やはりスケールは大きい。そしてAKIEは最前列の席に案内される。
開演前、NHK短歌の大賞受賞者は別室で表彰式。(本人のみしか別室に入れないため、付き添い人はむ!はそのまま席でぼーっと待機)
そして、表彰式では選者の加藤治郎先生から直接賞状をいただいた。
(余談:福地茂雄さんは、旧のNHK会長ですな。)
その後、NHK全国短歌大会が開演し(全国大会の方にはAKIEは投稿していない。)、その中で、「NHK短歌」大賞のAKIEなどの歌が披露された。
終了後は、また別室で受賞者と歌人たちとの懇親会があった。(こちらも、受賞者以外立ち入り禁止で、はむ!など付き添い人は廊下でぼーっと待機のため、中の様子はわからず。)
懇親会では、普段、極めてシャイで人と話すのは苦手なAKIEであるが、有名歌人を前に思わず積極的になり、今回AKIEの歌を選んでくださった加藤治郎先生をはじめ、AKIEがよく新聞などに投稿する選者の、伊藤一彦、穂村弘、米川千嘉子、東直子の各歌人と話ができたようだ。むろん初めて会う人たちばっかりであるが、いずれもAKIEのことを知ってくださっていた。やはりまめに投稿していたのが功を奏したのだろう。(他にも俵万智など有名な歌人もいたが接点がないので話できなかったようだ。)
今回、AKIEにとって、大賞をいただいたことも嬉しいことであったが、懇親会などで、各師匠と話ができ、今後の取り組みの方向性について良きアドバイスをいただいたことが最も収穫であったようだ。
もしかして、AKIEのマイナスからプラスへの「場の転換点」になるかもしれない。(そう期待したい。)
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