2011年6月アーカイブ

 当たり前のことなんだが、地方に長くいて、都会にやってくると、いろんなことが違うといういことを改めて感じる。

 特に実感するのが、これも言うまでもないことだが、地方は車社会で、車がないと行動は極めて制限される。特に先日まで住んでいた場所(石川県の山奥)は極端だった。買い物は車でまとめ買い、役所行くにも、銀行行くにも、床屋行くにも、喫茶店行くにも、全部車だ。もっともそこに住む人はそういう生活に慣れていて、余計な場所には行かない。まさに晴耕雨読の生活を送っているのだ。

 はむ!の場合は、街育ちなので、やはり田舎の不便さはなかなか慣れないものがあった。それでも長くいると、それなりに適応していくもので、不便だ不便だと文句を言いながらも、車であちこち出かけたりしてそれなりに楽しんでいたのかもしれない。

 ここ数年住んでいた場所に比べると、大阪はやはり都会(それも大都会)だ。自分の住んでいる茨木市は郊外で自然もそこそこある場所だが(住まいの前が田んぼで、外はかえるの大合唱である。)、それでも全くの都会である。目に見えてはっきり違うのが、新聞広告の量。数多くの商店やマンションのチラシ。スーパーなどもいろいろありすぎてどこに行ったらいいのかわからない。都会の人は、電車や自転車、あるいは自分の足を駆使して、いろんな店に行って少しでも安くて、良い品を探したりする。そういう意味でのフットワークは都会人の方が断然軽い。そして人生にどん欲で、どんどん新しいものを吸収する。

 我々、ユルい場所にちょっと長くいたもんで、都会のテンポにまだ十分ついていけていない。いろいろ行きたい気持ちはあるけど、行く場所を考えるのも面倒だし、また歩いたり、電車乗ったりするのが面倒で、まあいいか、って感じになって、週末は車でイオンでまとめ買いという、地方時代と変わらぬ生活を送っている。

 あと、便利だなと思うのが、デリバリーの多さ。石川時代はかろうじて宅配ピザ屋(しかもテンフォー)が1軒だけ、それも本来エリア外だったのが無理矢理持ってきてもらう感じだった。それが、ピザ屋だけで4軒(まだあるかも)、弁当屋も何軒か、ガスト系の宅配もあるし、すし屋の出前も多いし・・・。歩いて行ける場所にも無数に飲食店があるのに、さらにこの便利さ。

 まだ、都会の暮らし方がわからん。

1106cocoichi

 ココイチも宅配やってるので、頼んでみました。

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