2014年5月アーカイブ

  また嬉しいご報告。

  我が方のAKIE(山上秋恵)の短歌が、このたび

  第20回与謝野晶子短歌文学賞・文部科学大臣賞を受賞することとなりました。内容はこちら(公式ホームページ)

大臣賞受賞作は次の歌です。

キュロットをはいていた夏 恋をするようにはできていなかった胸
  奈良市 山上 秋恵

  平成26年5月15日付け産経新聞朝刊にも掲載されました。(取材を受け、記事にしていただいています。)表彰式は7月に与謝野晶子の出身地。大阪・堺にて行われる予定。

  何しろ、心の準備というものができてなくて・・w また、落ち着いたら本ブログ等で関連記事を書いていくつもりです。今日はご報告まで。

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  世間のGWも終わった。今年のGWもこれといって特筆すべきことはないけれど、2週間ほど前、久々(5年ぶりに)行った高知のことについて書こうと思う。(ここでは簡単に)

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  今回の高知行きのきっかけは、やなせたかし先生の高知におけるお別れ会への参加がメインである。そして併せて、本サイトの読者の方は御存知のとおり、高知は我々が住んだことがある所でもあるので、サイト更新のネタ取りも兼ねて行ってきたわけである。したがって、今回の目的はいろいろあるものの、大きくは次の3つである。

1 やなせたかし先生を偲ぶ会in高知

  昨年、アンパンマンなどで有名なやなせたかし先生が大往生され、東京などでは、その追悼の会があったところだが、今回やなせ先生の出身地である高知県でも偲ぶ会が開かれた。我々にとっても、本ブログで何度か御紹介しているように、AKIEが「マグレ大賞」をいただいたことなど、いろいろと思いがあることから、その会の実行委員会から案内があったことをきっかけに、参加することとした。

  会場は、高知県民文化ホール。会場は、当日配布の整理券により入場する親子連れなどを含め、満席となった。「偲ぶ会」と言っても、生前からのやなせ先生の意志から、しみったれた部分は全くなく、歌あり踊りありのコンサート。まさに「やなせ先生(生きる力を与えてくださって)ありがとう」という会であった。

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  会は、故人を偲ぶ映像をバックに、地元の保育園児によるアンパンマンマーチの合唱から始まり、高知県の尾崎知事の挨拶に始まり、来賓のちばてつや氏、里中満智子氏と大御所の漫画家の挨拶、そしてアンパンマン(!)による弔辞があったあと、アンパンマンコンサートになった。ここでは、やなせ先生関係ではいつもの歌のお姉さん(大和田りつこ、岡崎裕美、篠崎仁美)たち、アンパンマンと仲間(?)たち(バイキンマンやドキンちゃん、メロンパンナちゃんなど)が出てきて、やなせ先生作詞の楽しい歌と踊りのショーが繰り広げられた。さらにはやなせ先生が作成した高知県関係のキャラクター(ごめんなはり線の各駅キャラクターなど)が勢揃い。舞台上に100体ほどのやなせキャラクターが出てきて踊って圧巻であった。(個人的には、やはりやなせキャラクターはそれぞれがしっかり作り込まれていて、その辺の「ゆるキャラ」とはやっぱりモノが違うなあ。と感じる。)最後はアンパンマンの声の戸田恵子さんによる朗読と「手のひらを太陽に」を出演者を交え大合唱、盛況のうちに幕を閉じた。(ステージの様子の写真はアップできないので、入り口の飾り付けのみであしからず。)

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  改めて感想を言うようなものでもないが、昨年まで直に元気な姿を見ていただけに、もうこの世にいないという実感がわいてこない。スクリーンに映し出され「ノスタル爺さん」などを歌っている姿は、今にも舞台に登場してきそうな感じであった。そしてやはり「ありがとうございました。」というのが言い表せる精一杯の言葉。

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  翌日には今一度香美市のアンパンマンミュージアムと詩とメルヘン館に立ち寄った。改めて、やなせたかし先生は、単に子供たちに愛されるキャラクター作者ではなく、人生において遭遇する悲哀を表現して皆に投げかけてくれる詩人であることを再認識した次第だ。

2 高知のレストラングループ現代企業社めぐり

  高知に行った時は必ず行くところがある。それは「現代企業社」という高知のレストランチェーンだ。このことについては、本サイトで2005年に作成した旅のページの一コーナー「高知のしゃれちゅう喫茶店」というページにアップしているところだが、情報が古くなってきて、新たに開店(または閉店)した店をチェックすること、そして、熱心に店を回っていたころを懐かしむ意味もあって、今回も高知でのすべての食事を現代企業社にした。時間があれば土佐料理なども食べに行きたいところだが、それはまたの機会にする。

  今回は、ここ数年のうちに新たに開店した「ジャスミン」(帯屋町商店街内)と「あじさい街道」(国道56号線沿いの旧春野町)など現代企業社のチェーンを数カ所巡ってきた。改めて、やはり高知だよね。という感じだ。我々いろいろ各地を回ってきて、それぞれ旨い店やいい店は多くあったが、普段から近くにあって欲しいと心から願えるのが、この現代企業社の店だ。現代企業社の店は、一言でいうと「落ち着ける」。これは我々にとって最小限必要なことなのだ。

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  帯屋町商店街内にある「ジャスミン(茉莉花)」。どちらかといえば居酒屋寄りの感じではあるが、普通にモーニングや現代企業社ならではのランチメニューがあり、雰囲気も落ち着いている。メニューがおもしろいのも現代企業社テイストで、ここでは龍馬が飲み会に参加している感じが笑える。

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  旧春野町の国道56号線沿いにできた「あじさい街道」。実際、この近くに(本当の)あじさい街道があって、梅雨時には小川沿いにあじさいが咲き誇る場所がある。レストランの方は、やはりメニュー、インテリアそれぞれ現代企業社のコンセプトが守られている。この時はモーニングで行ったが、セットはバリエーションがある。

  後日関係ページの更新をするのでお楽しみに。

3 高知競馬ナイター観戦

   そしてもう一つ、最近の当ページにおける競馬マイブーム(高知では、真衣ブームとも言う?かもw)に呼応する形で、高知競馬の「夜さ恋ナイター」を、ラスト4レースほど観戦してきた(もちろんはむ!は馬券でも参加)。はむ!にとっては、あのハルウララ以来10年ぶりの高知競馬場だ。(当時の様子)常に存続の危機に面している地方競馬。特に高知は帯広ばんえいと同じくらい売上も少なかったが、ナイター開催など関係者の努力の結果、なんとか維持している。土曜日なのに人も少なく寂しい感じではあったが、レースそのものは熱いレースが多く、もっと盛り上がってほしいものだ。

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高知の誘導馬エイシンメンフィス。カクテル光線に映えて美しい芦毛の馬体だ。

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客がほとんどいないスタンドだが、レースはやっている。

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あのハルウララブームから早くも10年たったんだなあ。

  馬券の方は単勝が当たるなど、配当は低いものの収支はまずまずだった。

  高知競馬に関することついては、サブブログ(競馬関係)の方にもこの記事の数日後までには記事を書く予定です。

  というわけで、今回の高知行きは慌ただしく過ごしたものの、それぞれ意義深いものであった。最近本業が忙しく、かつ煮詰まってきているところ、改めてこのWebサイトを続けている意義を感じた次第だ。今後もこんな調子で続けていきたい。

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