2009年4月アーカイブ

鈴木茂・バンドワゴン 今回はAKIEサイドでの雑談を一つ。

 AKIEが音楽好きであることは以前にも紹介したところであるが、興味のあるジャンルは結構渋くて、特に70~80年代前後の日本のロック・ニューミュージックに詳しい。

 その中でもAKIEが最も好きなアーチストの一人に、ギタリストで作曲・編曲家の鈴木茂がいる。鈴木茂といえば、先日大麻所持で逮捕され執行猶予付き判決を受けたのでにわかに有名になったが、やはり「風をあつめて」などで知られる「はっぴいえんど」のメンバー(他に松本隆、大瀧詠一、細野晴臣)の一人として昔から知っている人が多いのではないか。ここでAKIEが語る鈴木茂についての蘊蓄を・・

(鈴木茂の音楽について)

 エレキギターのテクニックには定評がある。自身のオリジナル曲での演奏の他、様々な歌手・ミュージシャンのバックギタリストとして参加している。ユーミンの「卒業写真」や水谷豊の「カリフォルニア・コネクション」等々、数え切れないほどの楽曲に関わっている。また、作曲能力にも優れている。決して爆発的にヒットするようなタイプの曲ではないが、他の作曲家には真似のできない、詩心のあるメロディーを作り上げてきた。

(AKIEが興味を持ったきっかけ)

 初めははっぴいえんどの他のメンバー(松本・大瀧・細野)の方にばかり注目しており、鈴木茂はその助手ぐらいにしか考えていなかったのだが、曲を聴き続けているうち次第に彼の魅力に気づいてきた。そんな折たまたまテレビで彼がギターを楽しげに弾いている姿を見て、この人はきっと心の底から音楽を愛しているのだと思って感動し、気づいたときにはすっかりファンになってしまっていた。(10年ほど前からはライブ活動を活発に行っており、AKIEも北海道から東京まではるばる観に行った。生で聞く鈴木茂サウンドはさらに味があった。)

 今回の不祥事は、その地味な存在から、自分の方向性が見つけられず追いつめられていたことから手を出してしまったようである。しかし、この人の音楽には心を打つものがあり、根強いファンも多い。もちろんAKIEもその一人だ。だから十分反省し、そしてまたもう一花咲かせてもらいたいものである。

2020年10月

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