2013年10月アーカイブ

  9/15のばんえい帯広競馬の協賛と現地応援に関する記事をサブブログの方にアップしましたのでご覧ください。

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写真:ばんえい個人協賛競走「んみゃーちさん応援はむ&秋恵杯」の様子と、勝ったヤマノウンカイ号 (サブブログの記事には割と多くの写真も載せています。)

  こちらのブログでも大々的?に宣伝した先日のばんえい協賛を含む帯広ツアーから数日がたちました。この時の様子はサブブログの方に書いていきますので、関連の話題はそちらに譲ることとし、こちらでは、帯広からの帰りに、台風とぶつかり帰れなくなったハプニングについて書きたいと思います。やや長編ですがおつきあいください。(サブブログは明日アップ予定です。)
  なお、我々的には当初予定より30時間も遅れて帰ったので大変でした。という話ではありますが、台風の直接の被害に遭われた方々の苦労に比べれば大したことではないし、そもそも後から考えてみれば、自分の判断ミスなどによるところが大きかったということで、反省の意味を込めた内容ですので、軽く読んでいただければ幸いです。

(当初の予定)

  行き:(省略)
  帰り:9月16日(月・祝) 7:44ホテル前発リムジンバスー 9:15帯広発(ADO) 11:00羽田着ー乗り継ぎー12:00(ANA)大阪伊丹着13:10ーリムジンバスー奈良には15:00ごろ帰着

  朝いちの便で帰るのはキツいし、もったいない感じもするが、翌日は平日で仕事のため、早めに帰る必要があったことと、連休最終日で遅い便は満席だったので、このような予定になった。

(出発前日まで)

  北海道への出発の前日・金曜日になって、太平洋上で発生した台風18号が16日ごろ関東方面から北海道に向かう予想であることが判明。但し、台風の動きはまだ不確定だった。一応職場には台風の動きによっては万一帰れない可能性もあることは伝えておいた。

(現地にて)

  14日に帯広に入り、15日はご存知のとおり帯広競馬場でばんえい観戦及び協賛など(こちらの模様はサブブログ等に書いております。)で現地での日程をこなした。
  この間、現地は時折強い雨は降ったものの、台風の影響はあまり感じなかった。15日になるとニュースでは台風は発達し16日に本州直撃の予想へ。帰れるかどうかの不安は増すが、それでもやや西よりのコースを取ったため、帰りはせめて東京あたりまでたどり着ければ何とかなると願いつつ過ごす。

(帰る日の朝)

  16日、早朝6時前には起床。外は小雨。TVをつければ、台風は紀伊半島沖に。関西方面では台風の被害が出ている様子。コースも最悪で心配は増してくる。ただその時点ではホームページを見ても帯広から羽田までは予定どおり運航となっていた。朝食、チェックアウト後、予定どおり午前7時44分ホテル前発のリムジンバスに乗り込む。そして帯広空港へ。

(欠航そして途方に)

  空港に着くとエアドゥのカウンタは長蛇の列。一応列に並びつつ、前の方を確認すると、「台風のため欠航」の表示が。ショック!遅れるならともかく、欠航とは・・・そのことを話すと、前に並んでいた人も「えーっ?」と絶句。長蛇の列はキャンセルの振り替えないしは払い戻しのための列であり、一件一件に時間がかかるため、なかなか前に進まない。どうしようかと考えながら、列が進むのを待つ。持ち歩いているノートPCで対策を考えようとしたが、帯広空港ではWi-Fi(Wimax)がつながらず、良い作戦も立てられない。ただ時間が過ぎるのを待つのみ。

  運の悪かったのは連休最終日で、他の便に振り替えようにも、もともとその日は全部満席で、キャンセル待ちも到底望めそうにないことだ。千歳まで行けばなんとかなるのか、とにかく手続きの順番が来るのをひたすら待って、その時に示された選択肢から考えるしかない。1時間くらい並んでようやくカウンターの順番が来た。

(ずっと先まで満席宣告)

  そこで告げられたのは、16日どころか、翌日17日の便も全部満席ということ。そして、千歳からの便も羽田便は17日まで全部満席。千歳発関空行きの17日の最終便だけがかろうじて2席だけ空いているということだ。それを取らないといつ帰れるかわからないので、慌てて取ってもらった(それも区間が異なるので差額払って)。しかし、それだと関空着は深夜になり、奈良まで帰り着けない。それでなくても1日は仕事に穴を開けることが必至なのに、さらに遅れるととんでもないことになる。それから、手持ちの薬などが切れるなど健康上の心配もある。 少しでも早い便で帰りたいところ。 
このまま帯広にいてもどうしようもないので、本数の多い千歳でのキャンセル待ちなどにかけるべく、そちら方面に向かうこととした。しかし課題は、帯広から千歳方面の移動だ。北海道は広い。一般的には帯広駅からJRないしは高速バスで行くのだが、帯広駅までの連絡バスも飛行機に合わせてしか発車しないし、たとえ帯広駅にたどり着いてもそれから鉄道などに乗れるかもわからない。(あとでわかったことだが、鉄道も大雨と最近のJR北海道事故の影響で運休が出ているようだ。)頭の中が混乱してきたので、いったん空港内の喫茶店で休憩し思案。(それにしてもネットがつながらないのは不便だ。)

(開き直り) 

  そしてふと目に入ったのがレンタカーのカウンター。今までも北海道に行くときは時々車を借りたことはあったが、今回はばんえいが主目的で他にいろいろ行く予定がないので車を借りる予定はなかった。しかし、よく考えたらタクシーで帯広まで出て特急に乗ることを考えればむしろレンタカーの方が安いくらいだ。幸い免許証も持ってきていた。(車に乗らないとわかっていたら家に免許証置いてくることも多く、よく持ってきていたものだ。)こういう季節だから予約がないと無理かなと思っていたが、来る人のキャンセルも出ていたようで、すぐ借りることができた。いつ帰れるかわからないので、いちおう24時間分+千歳乗り捨てで。

  なんだかんだで空港を出たのが10時を過ぎた。これから台風が来る状況では無理に16日中に帰ることは無謀である。この時点で17日の出勤をあきらめ(会議などもあったが)、翌日の千歳でのキャンセル待ちにかけることにした。そして、夜泊まる場所を見つけるため、ネットのつながる所に移動しようと帯広市内へ。

  もうこうなりゃ、慌ててもしょうがない。帯広市内方面へ向かうついでに帯広空港近くの幸福駅と愛国駅へ立ち寄る。台風が近づいているのか帯広もだんだん雨脚が強くなってきて、観光気分にはほど遠かったが、ただ気分転換にはなった。

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久々の愛国駅と幸福駅

  このあと昼食を兼ねて、帯広駅近くの長崎屋の中のレストランに入るが、今度は建物の中のため無線LANはうまくつながらない。食事終わってから、外に出てようやくネットにつなげて宿探しを行った。最悪の場合、室蘭のAKIEの実家まで行くことも考えたが、札幌市内のホテルで当日予約で4分の1の価格というのを見つけ予約。それでなくても今回は旅費のほか競馬などでも金を結構使っているだけに、プラスアルファの出費はなんとか抑えたいところだったので、安い宿泊費は助かる。

(帯広から札幌へ)

  昼過ぎに帯広を出て、高速を通って札幌へ向かう。朝早くから起きているのでやや疲れ気味ではあるが、そこは頑張って、時々PAなどで息を入れながら安全運転。しかし今度は途中夕張の手前で事故のための通行止めにあう。仕方なく手前のむかわ穂別ICで高速を降りて下道へ。連休最終日の車の多さも相まって大混雑。(普段はこんな所渋滞するはずがないような何もないところで渋滞。)1時間以上のロスタイムがあった。ようやく札幌に近い北広島ICまで来たころには16時を過ぎていた。(本来ならもう帰り着いている時間。)そこから札幌市内までがまた渋滞。ま、カーラジオで北海道出身のAKIEには懐かしいSTVラジオを聞いていたので退屈はしなかったが、いい加減飽きてきた。ようやく札幌市内すすきののホテルに着いたころにはもう日が暮れていた。気がつけば台風もピークを過ぎたようだ。

  折角のススキノなので、少しくらい楽しみたいところであるが、翌日また朝からが勝負なので、ラーメン横丁でラーメンだけ食って、その日は休んだ。1309ramentw1309-1

(翌日、千歳での長い1日の始まり)

  翌朝、やはり朝6時には起きて、朝飯も食べずにチェックアウトし千歳に向かう。しかし平日の通勤時も重なった上に道を間違えて時間がかかり、さらに千歳ではレンタカーを返す手続きなどに時間がかかって、(千歳でレンタカーを返したことのある人ならご存知だろうが、千歳空港の各社のレンタカーの営業所は空港からかなり離れている。)空港に入ったのは朝2番。それからキャンセル待ちの挑戦が始まる。

(キャンセル待ちへの挑戦)

  混雑するANAのカウンターへ。キャンセル待ちにかける。ここで、キャンセル待ちのシステムを説明しておくと、その日1日の同一航空会社、同一行先の便のうち、空席がある便より前に出発する便に、一連のキャンセル待ち番号が振られる。(その番号には種別A,S,B,Cというカテゴリー分けもあるのだが長くなるので割愛。)そして出発15分前に集合場所に行き、そこでキャンセルが出た席数分だけ優先順位の高い人から呼ばれるという仕組みだ。もし乗り切れなければ次の便に挑戦することになる。もちろんその時点で大阪(関空、伊丹、神戸)、羽田は全便1日満席。我々は関空行きANAのキャンセル待ちにかけることとした。その時点の時刻は9時30分。千歳発関空便は8:15、11:40、14:00、16:50、19:25。朝イチの便は出てしまっているので、11:40分の便がら挑戦だ。我々はキャンセル待ち番号は、種別Aの2番と3番。次呼ばれる人がAの2番なので、我々が次。2席空けば乗れる。羽田便の様子を見ると1便に10人くらいずつキャンセル待ちの人が乗れている様子だし、今までの自分の経験から、まあ11:40発の便には乗れるだろうと安易に考えていた。それでも奈良に帰りつくのは夕方になりそうで遅くなるなあと思っていた。

  とにかく朝飯も食っていないので、喫茶でモーニング。千歳の空港の土産屋でゆっくりウインドーショッピングと余裕を「かまして」いた。そして、11時15分ごろ呼び出しカウンターへ。羽田便のほか仙台便などもけっこうキャンセルが出ているようで楽観しながら、関空便の呼び出しを待った。

(11時台チャレンジ) 

その時、「11:40分発関西空港行きはご予約のお客様で満席になりました。」との放送。「えーっ?」という感じだった。真偽を確かめようとカウンタに詰め寄ろうとしたが、そこでは、自分の次の番号でキャンセル待ちをしていた年配のご婦人が涙ながら「どうしても乗りたい」と訴えている。何か急ぎの用事があるようだ。しかし「満席ですので仕方ありません。」と返される。そのやりとりを見ていたら、何も言えない。今回はたまたまタイミングが悪かったんだとあきらめ、次の14:00の便のキャンセル待ちを目指す。

  がっくり来て疲れたこともあり、(旅は5日目でそれまででかなり疲れてはきているのだが。)今度はゆっくりできる場所ということで、クレジットカードのラウンジに入る。(たまたまを家族カードとともに2枚ゴールドを持っていたので無料で入れた。)もうあまり動きたくなくなってきて、1時間半はそこで過ごした。疲れてくると考え方もネガティブになってくるというもの。なんか悪い予感がしてきた。そして、13:30ごろ呼び出し場所に向かう直前に、ノートPCでネットを確認すると(それまでも何度も確認していたが、全部×印(満席)の表示を見て絶望していた。)羽田便は遅い便にちょくちょく空席が出始めている。どうも、あまりにもキャンセル待ちの多さ(その時点で200人以上)に午後臨時便出すことになったかららしい。しかし、今更羽田経由にするのもしゃくだし、とにかく14:00の関空便に乗れることを願って呼び出し場所に。

(14時台チャレンジ) 

15分前、「関西空港行きのキャンセル待ちのお呼び出しを申し上げます。」よし来た。「種別Aの2番をお持ちの方、カウンターまでお越しください。」おい!一人だけ?一人だけ帰るというのは困る。というのはあらかじめ伝えておいたはずだ。カウンタに聞きに行く。しかしやや冷たく「一席だけです。」の声、躊躇していると、なんか搭乗口から電話が入ってきて、「今その一席の人も到着されました。」つまり、今回の便もキャンセルなし。他に待っていた人たちもがっかりというかやや憤慨気味。

  結局、奈良まで帰り着かないかもしれない最終便になるのか?こんなことなら、羽田便のキャンセル待ちにしておけばよかった。さてその次は16時50分発。しかしその便もA-320とやや小さめの飛行機だとキャンセル待ちの期待は持てない。もう疲れはピークにきていた。

(突然の朗報) 

  次の作戦をということで(羽田経由にするつもりで)もう一度PCを開ける。すると、さっきまで満席だった17:05発の伊丹便が2席だけ空席になっている。慌ててネット上でそれを押さえにかかった。そして何とか成功。3時間後ではあるが、次の関空便と15分しか変わらないし、(実は到着は伊丹便の方が先)羽田経由だとさらに時間と金がかかる。

その予約をもって、ANAのカウンタへ変更手続きへ。「わかりました。変更しておきます。お預けのお手荷物はありますか。」きわめて事務的な対応。(いや、実際の対応は丁寧だったと思うけど、それまで何十時間もの我々の苦労と、結局予約したのは自分の力じゃん。という気持ちがあったのでそう感じた。)

ま、やっと今日中に帰れることとなったので、一安心。腹が減ってスープカレーなどを食べる。そこでは、まだ今日帰る見通しがたたず、明日も仕事行けないと怒り気味に職場に電話している人がいた。もう一度PCを見てみると、大阪方面行きも、羽田便も最終まで満席になっている。改めて伊丹便の2席が取れたのは奇跡だったと感じた。

あとは、千歳空港内のドラえもんスカイパークのカフェなどに行って時間つぶしをして過ごした。本当に朝から夕方まで千歳空港内の施設はくまなく回った感じで、千歳博士になりそうだ。しかしかなり予定外の出費で財布が悲鳴をあげそうだ。tw1309-2

(ようやく) 

  17時前に搭乗口に行き、ついに搭乗。臨時のための席なのか、前に席のない足下の広い席で楽だった。しかし空港混雑のため出発・到着が遅れる。伊丹から奈良行きのバスもさらに1本遅れた。しかしその程度の遅れはもうどうってことない。

ま、いろいろあって奈良に帰り着いたのは17日の21時。当初の帰着予定が16日14時ごろだったから、31時間遅れだった。

今回の反省点

  今回の一連の出来事は、台風が来て大変だった。災難だった。と言えば慰めにはなるけれど、やはり、後になれば、こうすれば良かった、この時の判断はどうだったのか。とかいろいろ考えるもの。時間も金も有り余るほどあるのならいいけれど、そうではない。たとえトラブルがあっても、当初計画からずれないよう努力することが第一なんだろう。ここで後になって気づいたことを反省点を記録しておきたい。
  今回、帯広発で欠航したのは自分たちが乗った1便のみ。千歳発の欠航も数便のみ、しかしこれだけ苦労したのは、連休最終日であったことなど、いろいろ原因があったと思う。そのことから得た教訓を挙げてみた。

・特に北海道など代替交通手段の少ないところでは台風などによる欠航にあってしまうと、とんでもなく苦労する。事前の計画変更が可能なら手を打っておくべきだ。
・エアドゥは所持機数が少なく欠航になりやすい。
・欠航などがあった場合、航空会社の責任にしたくなるが、結局は何もしてくれるわけではない。(というか、できない。)自分で次の策を練ることが一番である。
・ネットがあるからという過信は禁物。(特にWimaxやLTEはつながらない場面多し)あと、つながっても役に立つ情報がすぐ見つかるわけではない。
・連休最終日などは混雑で身動きが取れないことがある(渋滞なども含め)。
・キャンセル待ちはやはり賭けだ。期待しない方がいい。
・羽田便はビジネス客も多く、飛行機も大きいので、キャンセルが出る確率も高いが、関空便などは旅行客が中心で飛行機が小さく、全くキャンセルが出ない時が多い。(名古屋便などもキャンセルは全く出ていない様子だった。)
・何百人ものキャンセル待ちがあるような状況では臨時便が出ることもある。(あくまでも可能性として。)
・本気で帰りたければ、JALやピーチ、スカイマークなども交え、あるいは陸路、海路を含めあらゆる手を考える必要がある。但し、ベストの選択を見つけるのは難しいので、勘や運に頼ることも必要。
・トラブルがあるとかなり予定外の出費を覚悟しなければならない。あと、体力と気力を消耗するので、休める場所では休むことも大切。焦ったり腹を立てたりしても解決にはならない。
・カードのグレードアップなど、出来る限りステータスを高くしておけば、(たとえばラウンジで休めたり、キャンセル待ちの優先権があるなど)メリットはある。但し、それは事情によっては全く無力になることもある。
・国内ですらこんなに苦労するのだから、海外ならもっと厳しいかも。
・少人数(特に1人)の方が小回りはきく。しかし、相方がいる方が心強く退屈をしのげる上に、アイデアも多く生まれる。

そしてもう一度、トラブルがあったときの対応で、一番大事なこと

・人任せでは何も解決しない。自分の力を信じて行動すべし。

ご笑読ありがとうございます。

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