2009年3月アーカイブ

 はむ!がかつて鉄道好きであったことは、時刻表検定の記事など本ブログでもたまに触れているところであるが、いわゆる「鉄ちゃん」を名乗るほどではない。鉄ちゃんの世界は、全路線を完全制覇したりとか、列車の型番を全部知っていたりとか、部屋中を模型で張り巡らしたりとか、とにかく極めている人のレベルはものすごいのである。自分はそんな人たちの足下には全く及ばない。それでも、一応物好きではあるので、鉄ちゃん軍団ともそれなりの会話はできると思うし、実際語り出したら結構止まらないかも知れない。(本サイトでもそれを時々披露してしまうかもしれないことをご容赦願いたい。)

 自分の場合、かなり熱中している時期と、全く冷めている時期が交互に現れる。一番熱中していたのは今から数十年前の子供の頃、さすがにSLはほとんどなくなっていたが(それでも何度かは乗っている)、ブルートレインを始め在来線の特急・急行が花盛りの時代である。そして、どちらかと言うと今は冷めている方の時期だ。なにせ最近は鉄道に乗る機会がめっきり減ってしまったというのがある。本当は不便を承知でも鉄道に乗りたいくらいであるが、時間がないなどの理由で、どうしても自動車や、長距離では飛行機になってしまう。

トワイライトエクスプレス そんな中、最近の鉄道界は特に大きな新旧交代の波が押し寄せており、少し自分も気持ち的にいてもたってもいられない状況になってきた。特にここ数年の夜行列車の相次ぐ廃止は一つの時代の終わりを感じさせる。先日の「富士」「はやぶさ」の廃止で東京駅発着のブルトレは全廃、その他わずかに残っているものも風前の灯火だ。現存する(正式な意味での)ブルートレインは、「日本海(大阪-青森)」、「北陸(上野-金沢)」、「あけぼの(上野-青森)」の3本のみである。

 鉄道による長距離移動が今の時代に合わないのはわかっている。採算が合わないのもわかる。しかしとってもとっても寂しい限りだ。自分が鉄道に乗らなくなったように、社会が鉄道を必要としない時代になってしまっている気がする。本当はこんな時代だからこそ、ゆっくり走る列車で無駄な時間を過ごすなどという心のゆとりが必要なのであるが、それもかなわないのか・・・せめて、今ある列車だけでも残してほしい。乗る機会はなかなかない。でも(自分勝手かもしれないけど、)残っててほしい。残ってたらまたそのうち乗るから。。。後半は感傷的になってしまった。

 (なお、ブルトレの写真がないので、トワイライトエクスプレスの写真にいたしました(2004年8月大阪駅にて)。トワイライト・・実は、金沢からAKIE同志の出身地・室蘭まで乗り換えなしで行けるというかなり便利な列車なんだけど、チケットが取れないよ・・)

雪だるま祭り1 北陸に来て初めての冬を迎えた。北陸の冬と言えば、他の地方に住む人が持つイメージはやはり雪国ということであろう。地理の授業でも日本海側は雪が多いと習ってきた。我々もどれほど雪が降るのだろうか、ということで、冬タイヤ、スコップ、長靴などを新たに買って万全の備えをしていた。

 しかしながら、確かに、太平洋側よりかは雪が多いのは確かであるが、雪国というのは昔の話。ここ数年はめっきり雪が減り、金沢あたりでは年に数回積もる程度で、後は曇りや雨の日が多く気温も高い。金沢名物の兼六園の美しい雪景色も数えるほどしかお目にかかれないのである。そして今年はさらに暖冬で、12月と1月に少し雪が積もってウチの前も除雪車が出動したものの、2月以降はほとんど雪なしであった。まさに拍子抜けだ。温暖化の影響をもろに感じるのが近頃の北陸の冬なのである。

 暖冬の影響はさらに山奥の方まで及んでいる。

雪だるま祭り2 金沢から南へ1時間半ほど、白山の麓にある石川県白峰という所はいわゆる豪雪地帯で、例年の冬は2m程度の雪に覆われる場所である。そこでは雪に閉ざされた生活の中で少しでも楽しいイベントをということで、毎年2月の1日間だけ(今年は2月13日)「雪だるま祭り」が開催される。地元の人が、それぞれ1軒1個以上の雪だるまを作り、温かい食べ物や飲み物を振る舞って観光客をもてなすというものだ。我々も大変興味があり、自分は午後から休暇を取って見に行くこととした。しかし、雪がほとんどない。それどころか当日は雨が降ってくる始末である。それでも地元の方々の努力で、さらに山の方から雪を運んできてようやく開催されたというところだ。

雪だるま祭り3 夜になると、ろうそくに灯がともされ、それに映える雪だるまがまさに幻想的だ。札幌の雪祭りなどはプロが作った雪像であるが、ここの雪だるま祭りは本当に手作りの祭りであることを感じさせ、とても素朴で美しく、かつ楽しいイベントである。しかし一方では雨に濡れて解けかけてやせ細ってしまった雪だるまたちが痛々しい。温暖化の問題はもっと大きな地球規模の話ではあるが、近い将来、このような祭りができなくなってしまったりすると、それは非常に寂しいことである。

(ほかにも楽しい雪だるまの写真数枚がありますが、また別の機会にでもアップしたいと思います。)

雪だるま祭り4

シナモロール(ルミノドット) 当方、キャラクターと言えばサンリオものであり、その中でも特にシナモロールを注目しているのはすでに周知の事実であるが(過去記事参照)、ウチにあるシナモングッズの増加はとどまることを知らない。前記事に出てきたシナモンの大型ぬいぐるみは、正月に思わずネットで買ったサンリオ福袋の中に入っていた大物である。置く場所に困り、デスクに座らせるとウチで一番偉そうな感じだ。

 それから、右の写真はこれも本ブログで紹介したルミノドットでオリジナルのシナモンを作ってみた。こういうのを作っちゃうと、これを崩してほかの絵を作るのがもったいない感じだ。

 数あるサンリオキャラクターの中での人気はキティは別格として、ここ数年はシナモロールが強かったが、最近はその人気がシュガーバニーズなどに奪われつつある。本来比較的高い年齢層をターゲットにしていたのだが、実際は小学校低学年の女子までにその人気がとどまっているのが問題なのであろう。今後の動向に注目したい。(とは言っても知らない人にとっては全く興味のない話かもしれないが・・)

シナモロールぬいぐるみ かなり苦心したが、ようやくブログのマイナーチェンジが完了した。

 今回のWeb改修のコンセプトは、滞り気味のWebやブログの更新をいかにして楽にやるかということ、あと、既製品ではなくオリジナルのデザインにして(センスはゼロだが)作る方が楽しんで作れるということに留意した。

 しかし、導入にはかなりの労力を要した。その理由は種々あるが、道具から入りたいタイプのはむ!がWeb作成用に無謀にもAdobe Suite(DreamweaverやFlashなどのプロ向けのソフトの詰め合わせ)なるソフトを高い金出して購入したのだが、その使い方が難しくて理解するのに時間がかかってしまったことが大きい。

 HPを初めて作成してから早や10年を過ぎてしまったが、自分がWebでやりたいことは、まだ始まったばかり。今はいろいろ忙しくてなかなか取り組めてないが、とにかくずっと続けていきたいことには変わりない。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

もうチョット(あと1,2日ほど)待ってくださいね。

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