今日は久々に世間話でいきます。(ていうか、本来当ブログは世間話中心だったんだけど。頑張ります。)
はむ!は、特に地方勤務以来、出張その他で飛行機に乗ることが結構ある。国内線に使われている飛行機はそれほど種類が多くないので、たいていの機種は乗ったことがあって、そこそこ詳しいつもりだ。(技術的なことじゃなく、乗り心地とか居住性とか・・)
はむ!が最も好きな機種はボーイングB767(-300番台)である。小さくもなく、大きすぎることもなく、2-3-2の席の配置もほどよい広さで、窓側の位置もちょうどよく、飛行も安定している感じだ。JALでもANAでも中核都市との地方路線を中心によく使われていた。しかしながら、最近は2極化していて、地方路線はより小さい飛行機で、東京ー大阪・札幌・福岡などの幹線はB777(-200番台か-300番台)のような大きい飛行機が多くなっている感じだ。特に地方路線にはエアバス320とかB737の500番台とか800番台とか、一列の通路の左右に3席ずつあるような妙に狭い感じの飛行機が使われることが多い。さらに最近ではCRJとかプロペラのボンバル機などのさらに小さい飛行機が使われることも多くなった。(CRJやボンバル機は嫌いではないが)
最近はピーチとか安いけどさらに狭い飛行機が飛ぶようになってきて、経済的で効率的なものを求めるご時世、需要にあった機種を選ぶのもわからんではないが、それでも飛行機に乗るというのは特別なことなのである。大手なら、逆にもう少しゆったりした飛行機にして欲しいというのが正直な気持ちだ。
そんな中、昨年、久々の新機種B787が登場した。大きさも767を一回り太くした感じでちょうど良く、燃費も良く経済的で、最新の技術が導入されていて、上空でも気圧の変化も少なくて室内環境が良く、インテリアもLED照明や電子カーテンなど最新式の装備がされている、という夢のような機種だ。
部品も日本製のものが多く使われていて、半分国産のようなものというコンセプトもいい。3年前には飛ぶ予定だったが、納期が遅れてようやく昨年営業路線に投入された。それぐらい満を持して登場した機種だ。まさに愛称どおりの「ドリームライナー」だ。
はむ!は今年に入って、たまたま羽田ー伊丹線でこの機種に当たり乗ることがあった。そのときは2-4-2のシート配置。(真ん中の4列シートはさらに2-2に分離しているから真ん中の人も圧迫感なし。)座席モニタはタッチ式でいろんなコンテンツがあり、トイレはウォッシュレット。「これはすばらしい。こういうのに乗りたかったんだ。」と結構感動した。今後787はどんどん導入されていくということで、これからも楽しみという感じだった。
しかし、9月に入って、もう一度787に乗ることがあった。(実は、今回は乗る予定の時間を1時間早めて、787を狙って乗ったのである。)しかし、様子が違う。シートの並びが3-3-3になっている。1席多いということはその分狭い。真ん中の人は相当窮屈そう。座席モニタはないどころか、シートピッチ(前の座席との幅)が狭い。通路側の人は足下に荷物置けない。そしてウォッシュレットじゃない・・・そう、前に乗ったのは国際線仕様で、今回乗ったのは国内線仕様なのだ。
新しいので、良い面も多いのであるが、国際線仕様で客を呼んでおいて、実は国内線はこっちを使うんですって、なんかだまされた気分だ。そして、一度そういう思いをすると悪いところを探してしまうのが人情というもので、寝ようとしたら、なんだかいかにも電子制御ですと言わんばかりのキーンというモーター音とか、ベンチに座っているような固いシートとかが気になってしまった。
ま、1,2時間のフライトで文句をいうこともないし、圧迫感を感じるような小さな飛行機に押し込められるよりかはよっぽどいいと思うし、エコ的にも優れているということで、今後この787が主流になっていくことに異論はないのではあるが、少なくとも情緒を感じる飛行機でないことは確かだ。そういう時代だということであきらめるしかないのかな。
おまけ写真:こちらはB777-300のポケモン柄「ピース★ジェット」
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