またもAKIE話をいたします。
AKIEがライフワークとしている短歌・川柳について、最近では短歌の方に活動の場が多くなっている感じであるが、元々は川柳の方からデビューしたのが始まりであり、現在も各方面に川柳の投稿を行っている。
その中で1999年から10年以上にわたり投稿を続けているのが、毎日新聞の「仲畑流・万能川柳」である。2000年に年間特別賞を受賞して以降、ほぼ毎月掲載されており、選者であるコピーライター仲畑貴志さんを囲んで行われる集いにも毎年顔を出し、仲間も多い。まさにAKIEのホームグラウンドである。
新聞川柳と言えば、時事・風刺やサラリーマンネタを思い浮かべる人が多いのではないか。実際「万能川柳」でも政治・社会ネタが採用されることが多く、特に最近は社会情勢が激動化しているせいかその割合が増えている。そんな中、AKIEの句は、あくまで時局に迎合しないまさにオレ流(わたし流)を貫いている。そのため掲載率が高いわけではないが、時々満塁ホームランを放つことがあり、ちょっとシュールなAKIE流の句風には、一応一定の評価を各方面からいただいている。
そして、先日、3月19日付け掲載分の句が、2009年3月度の「月間大賞」に選ばれ、表彰楯をいただいたところである。誠に嬉しい限りだ。
今年はNHK短歌での特選といい、結構調子が良い感じに見えるが、当のAKIE本人は浮かれた感じはあまりない様子だ。体調がすぐれない状況が続いているのも一因だが、他にもいろいろ悩みはあるらしい。もっと自信持っていいのだけど。ま、いろいろあるんでしょう。
というわけで、それでは月間大賞句をどうぞ----
汚れても汚くはないユニホーム 山上秋恵
(これは高校球児を詠んだものである。)
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