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鹿児島・知覧

2005/10/11 (火曜日) 00:30  投稿者 :はむ!

知覧へは前から行ってみたいと思っていた。知覧は武家屋敷の庭園など並ぶ静かな小京都であると同時に、 太平洋戦争時の特攻隊出撃基地であったところだ。そして今回知覧特攻平和会館に行った。そこは衝撃的な場所であった。 考えていた以上に展示物が多く、その内容は非常に濃かった。不覚にも(表面上は志願して)「お国のために」 肉弾となって敵地に飛び込んでいった若者たちの出撃数時間前までの背景や思いが手紙や遺品などで鮮明に残っている。 それもとても1日では見れないほど大量に・・・。言葉ではとても言い表しきれないのではあるが、 とにかく戦争は本当に愚かなことだと改めて感じた。
自分としては、どのような政治的信条を持っている人にも(特に最近のネット世代の若者)、広島・長崎、 沖縄のひめゆりとそしてこの知覧へ一度は行ってみられることをおすすめしたい。
とにかく知覧がこんな内容の濃い場所だと思っていなかったので、まだ十分見れていない。近いうちにまた行きたいと思っている。

写真は特攻隊員が出撃直前に弾いたフッペルのピアノ。奧は引き上げられたゼロ戦。世界的なピアノ演奏家を目指した若者も、 肉弾となって艦船に突っ込んで行った。